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せどり・物販の利益計算

せどりの利益計算
売値−仕入−手数料−送料の計算式と利益率の出し方

せどり・転売で「思ったより手元に残らない」のは、たいてい販売手数料と送料を引き忘れているからです。利益を出す計算式はひとつだけ。式と実例、そして利益率の出し方まで、料率が変わっても使える形でまとめました。

最終更新:2026-06-29

結論:せどりの利益はこの式で出す

1商品あたりの利益は、次の引き算で出ます。覚えるのはこの式だけで十分です。

利益 = 売値 − 仕入 − 販売手数料 − 送料 − その他経費

振り込まれた金額(入金額)は、すでに手数料や送料が引かれた後のことが多く、そのまま「利益」だと思うと計算が狂います。売値は引かれる前の販売価格でとらえ、手数料・送料は別々に引くのがコツです。

実例:中古ゲーム機を1台売ったとき

メルカリで中古ゲーム機を売ったケースで、実際に数字を入れてみます。

項目金額備考
売値(販売価格)15,000円購入者が払った金額
仕入(原価)8,000円仕入れ代金
販売手数料1,500円販売価格の10%(メルカリの例)
送料700円宅急便60サイズ・出品者負担
その他経費100円梱包材・宛名シール
15,000 − 8,000 − 1,500 − 700 − 100 = 利益 4,700円

売値だけ見ると「15,000円も売れた」と思いがちですが、手数料・送料・経費を引くと手元に残るのは4,700円。ここを把握しておかないと、「売れているのに増えない」状態になります。

利益率とROI(投資利益率)の出し方と違い

せどりでは「利益率」と「ROI(投資利益率)」の2つがよく使われます。分母(割る数)が違うだけで、意味も使いどころも変わります。

利益率 = 利益 ÷ 売値 × 100
ROI(投資利益率)= 利益 ÷ 仕入 × 100

先ほどの「利益4,700円」で計算すると、

仕入れ資金を回して稼ぐせどりでは、ROI(仕入れがどれだけ増えるか)を判断軸にする人が多いです。一方、確定申告や事業全体の健全さを見るときは利益率が向きます。どちらも「まず利益を出してから割るだけ」なので、利益さえ正しく出せれば両方すぐに計算できます。

販売手数料・送料は「料率で覚えず、計算式で拾う」

手数料の料率は販路ごとに違い、改定もあります。だからこそ大事なのは料率の暗記ではなく、「販売価格 × 料率=手数料」を明細から拾う計算の型です。型さえあれば、料率が変わっても同じ手順で計算できます。

※ 料率は改定されることがあります。最新の正確な料率は各販路の公式料金ページで必ずご確認ください。本記事の主眼は、料率が変わっても使える「計算方法」です。

計算の型はどの販路でも同じです。
手数料 = 販売価格 × その販路の料率(明細に金額が出ていればそれをそのまま使う)。あとは冒頭の式に当てはめるだけです。

複数商品はまとめて計算する(手計算はズレる)

1商品ずつなら電卓で足りますが、月に何十件も売ると手計算では必ずズレます。同じ式を表(CSV)に並べて、列ごとに合計するのが確実です。

商品売値仕入手数料送料経費利益利益率
中古ゲーム機15,0008,0001,5007001004,70031.3%
古本セット3,000500300300501,85061.7%
中古家電20,00014,0002,0001,0001502,85014.3%
合計38,00022,5003,8002,0003009,40024.7%

全体の利益率は 利益合計 ÷ 売値合計 = 9,400 ÷ 38,000 = 約24.7%。商品ごとに利益率はバラつきますが(古本はROIが高く、家電は薄利)、合計で見ると全体像がわかります。「どの商品が薄利か」を1行ずつ見える化できるのが表で計算する最大の利点です。

無料テンプレと自動集計:転記せず一発で出す

上の表と同じ 日付・販路・商品名・売値・手数料・送料・原価 をそのまま記録できる無料CSVテンプレを用意しました。記入していくだけで、利益と利益率を区分どおりに集計できます(Excel・Googleスプレッドシート・Numbersで開けます)。

→ 売上・利益管理テンプレ(CSV・記入例つき・無料)をダウンロード

各販路の売上CSVをそのまま読み込めば、売値・手数料・送料・原価を区分ごとに自動集計し、利益と利益率まで一発で出せます。手で転記しないのでズレません(ファイルはブラウザ内で処理し、外部に送信しません)。

→ 無料で売上CSVを集計する

計算でつまずきやすいポイント

関連:物販・せどりの利益率の目安と計算メルカリの手数料・送料を引いた手取りの計算方法個人事業主の物販まとめ(母艦)

※ 本記事はせどり・物販の利益計算の方法を整理した一般的な解説です。料率は改定される場合があり、最新は各販路の公式料金ページでご確認ください。どの支出が経費に当たるか(経費該当性)や所得区分・税額など税務上の取扱いは、税理士または所轄の税務署にご確認ください。当ツールは集計・整理までを行い、税の判断は行いません。