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メルカリの利益計算ガイド

メルカリの利益計算
手数料・送料・仕入の引き方と早見表

結論から言うと、メルカリの利益は 販売価格 −販売手数料(10%) −送料 −仕入(原価) で出ます。「3,000円で売れた」がそのまま利益ではありません。この記事は、引き算の順番・利益率の出し方・販売価格別の手取り早見表・赤字を防ぐ最低価格の逆算まで、計算でつまずく所だけを実例で解きます。

最終更新:2026-06-29

まず結論:利益の計算式

メルカリの手取り利益は、次の式だけ覚えれば出せます。

利益 = 販売価格 − 販売手数料(10%) − 送料 − 仕入(原価)

振り込まれる金額=利益ではありません。売上金として表示されるのは「販売価格 − 手数料」までで、送料も差し引かれた後の数字です。そこからさらに自分の仕入を引いて、ようやく本当の利益になります。

実例:3,000円で売れたとき

送料込みで出品した商品が3,000円で売れ、送料700円・仕入800円だった場合です。

項目金額計算
販売価格3,000円出品して売れた値段
販売手数料(10%)− 300円3,000 × 0.10
送料(らくらくメルカリ便・例)− 700円出品者負担ぶん
仕入(原価)− 800円仕入れ代・材料費
手取り利益1,200円3,000 − 300 − 700 − 800

利益率は 1,200 ÷ 3,000 = 40%。もし送料を700円→210円の発送方法に変えられれば、利益は1,690円・利益率は約56%に上がります。送料の選び方だけで利益が大きく動くのが、メルカリの利益計算の勘所です。

販売価格別の手取り早見表(複数ケース)

まず「手数料だけ」を引いた早見表です。暗算の基準になります(手数料は販売価格の10%なので、価格の1割を引くだけ)。

販売価格手数料(10%)手数料を引いた額
500円− 50円450円
1,000円− 100円900円
2,000円− 200円1,800円
3,000円− 300円2,700円
5,000円− 500円4,500円
10,000円− 1,000円9,000円

次に、送料と仕入まで引いた「手取り利益」のケース別早見表です(送料・仕入は一例。あなたの実数に置き換えてください)。

販売価格手数料10%送料(例)仕入(例)手取り利益利益率
1,000円− 100− 210− 300390円39%
1,500円− 150− 210− 400740円49%
3,000円− 300− 700− 8001,200円40%
5,000円− 500− 750− 1,5002,250円45%
10,000円− 1,000− 850− 3,0005,150円約52%

同じ「販売価格の1割が手数料」でも、送料と仕入が小さい安価な商品ほど、手数料・送料が利益を食う割合は大きくなります。1,000円の商品で送料210円・仕入300円だと、利益は390円しか残りません。

送料の目安(らくらくメルカリ便・2026年6月時点)

利益計算で取り違えやすいのが送料です。サイズ・重さで変わるため、代表的な目安を載せます(料金は改定されます。最新は必ずメルカリ公式の送料一覧で確認してください)。

発送方法サイズ/重さの目安送料の目安
ネコポスA4・厚さ3cm・1kg以内210円
宅急便コンパクト専用BOX(薄型/箱型)450円+専用BOX 70円
宅急便 60サイズ3辺合計60cm・2kg以内750円
宅急便 80サイズ3辺合計80cm・5kg以内850円
宅急便 100サイズ3辺合計100cm・10kg以内1,050円

大きい物ほど送料が重く、利益を圧迫します。出品前に「この商品はどのサイズで送るか」を決め、その送料を計算に入れておくと赤字を避けられます。

赤字を防ぐ「最低価格」を逆算する

「いくらまで値下げに応じてよいか」は、計算式を逆さにすると一発で出ます。手数料が10%なので、手元に残る割合は90%。利益がちょうどゼロになる価格は次の式です。

損益ゼロの価格 = (送料 + 仕入) ÷ 0.9

目標の利益も確保したいなら、こうします。

必要な価格 = (送料 + 仕入 + 欲しい利益) ÷ 0.9

例:送料700円・仕入800円・利益を最低1,000円残したい場合 →(700 + 800 + 1,000) ÷ 0.9 = 約2,778円。つまり2,778円を下回る値下げは利益1,000円を割ります。この「最低ライン価格」を出品前にメモしておくと、交渉で慌てて赤字を切らずに済みます。

利益率の見方

利益率は 利益 ÷ 販売価格 で出します。3,000円で利益1,200円なら40%。利益率を見ると、「手数料・送料・仕入を引いた後に、価格の何割が自分に残るか」が一目で分かり、商品ごとの良し悪しを比べられます。安く回転させる商品か、利益率の高い商品に絞るかの判断材料になります。

件数が増えたら「まとめて集計」

1件ずつ電卓で計算するのは、月に何十件も売れると現実的ではありません。メルカリの売上CSV(取引履歴)を使えば、販売価格・手数料・送料をまとめて合計し、月別の利益・利益率を一気に出せます。仕入(原価)の列を足せば、手取り利益までそのまま集計できます。

売上のCSVを貼り付け・アップロードするだけで、手数料・送料・原価を差し引いた利益と利益率を自動集計します(ファイルはブラウザ内で処理し、サーバーに送信しません)。月別集計と、確定申告用の集計CSV出力にも使えます。

→ 無料で売上CSVを集計する

仕入・送料を手元で記録しておきたい場合は、日付・費目区分・品目・金額を書くだけの無料テンプレもどうぞ。

→ 経費区分テンプレ(CSV・記入例つき・無料)をダウンロード

関連:メルカリの手数料・送料を引いた手取りの計算方法せどりの利益計算(売値−仕入−手数料−送料)個人事業主の物販まとめ(母艦)

※ 販売手数料(2026年6月時点で販売価格の10%)・送料は改定されることがあります。最新の料率・送料は必ずメルカリ公式の料金ページ・送料一覧でご確認ください。本記事は一般的な計算方法の解説で、所得・税額など税務上の取扱いの判断は行いません。確定申告での経費該当性や所得計算は、税理士または所轄の税務署にご確認ください。