「メルカリで買ったものの領収書や登録番号(T番号)がどこにあるか分からない」——結論から言うと、通常のフリマ取引には領収書の発行機能がなく、登録番号も付きません。扱いはフリマ取引とメルカリShopsで違います。この記事では、それぞれどの画面のどこを見るかを実際の操作手順で整理します。
メルカリには、個人同士で売買する通常のフリマ取引と、事業者などが出店するメルカリShopsがあります。インボイス(適格請求書)・領収書・登録番号の扱いは、この2つで大きく異なります。まず全体像を表で押さえてください。
| 区分 | 領収書の発行 | 登録番号(T番号) |
|---|---|---|
| フリマ取引(個人間) | 専用の発行機能なし。購入完了メール・取引画面・支払い明細で代替 | 原則つかない(多くの出品者が適格請求書発行事業者ではないため) |
| メルカリShops | プラットフォーム側に発行機能なし。必要ならショップへ直接相談 | 出品者が適格請求書発行事業者なら、個別対応の書類に記載される場合あり |
つまり「メルカリ=ボタン一つで適格請求書が出る」わけではありません。どこを見るか、何で代替するかを次の手順で確認します。
通常のフリマ取引には領収書を発行するボタンはありませんが、取引の内容(商品代金・取引番号など)はアプリ内で確認できます。アプリのバージョンで文言や位置が多少変わることがありますが、おおむね次の場所です。
ここには領収書の発行ボタンも登録番号(T番号)も基本的に表示されません。領収書そのものが必要なときは、次のいずれかで代替するのが一般的です。
これらは取引があった事実を示す書類として、記録の裏づけに使われています(どの書類が適切かは、後述のとおり提出先・税の扱いによります)。
メルカリShopsで購入した場合の、注文内容を確認する場所は次のとおりです。
メルカリShopsでも、プラットフォーム側に領収書・適格請求書(インボイス)の自動発行機能はありません。公式の案内では、領収書は購入時の自動送付メールや決済手段ごとの利用明細で代替し、インボイスが必要な場合はショップへ直接相談する流れです。インボイス(適格請求書)が必要になりそうな取引は、購入前にショップへ対応可否を確認しておくと確実です。
登録番号とは、適格請求書発行事業者に割り当てられる T+13桁 の番号です。確認・照合の流れを整理します。
T+13桁 で記載されます。フリマ取引の取引画面や購入完了メールには通常記載されません。登録番号の有無や、その書類を経費計上にどう使えるか(仕入税額控除の可否など)は、購入者側の状況や税の取扱いによって変わります。要否の判断は本記事では行いません(末尾の案内を参照)。
領収書や代替書類を集めても、最後は金額を集計する作業が残ります。物販でつまずきやすいのは税の計算より、「どの取引を、いくらで集計するか」です。
メルカリは取引データをCSVで扱えるため、手で転記せずに集計するのが確実です。下のテンプレと集計ツールで、区分どおりに拾って合計するところまで一気にできます。
各販路の売上CSVを読み込むだけで、売上・販売手数料・送料・原価を区分ごとに自動集計します。ファイルはブラウザ内で処理し、どこにも送信しません(無料)。
経費側を費目区分のまま記録したい方は、こちらのテンプレが便利です。